こんにちは。男声合唱団銀河マネージャーの寺澤と申します。
少し前になりますが、去る8月10日、男声合唱団銀河第3回の演奏会を開催させていただきました。前回の第2回演奏会からちょうど2年経過し、久しぶりの単独演奏会でしたので、しっかりとお客様に歌声を届けることができるかどうか不安でしたが、当日は沢山のお客様にお越しいただくことができうれしい限りでした。
今回の演奏会の目玉は何といっても、第4ステージの石若雅弥先生への委嘱作品「男声合唱組曲君死にたまふことなかれ」の全曲初演でした。お越しいただいた お客様にも、第4ステージがとても良かったと言っていただくことが多く、新しい曲を世に送り出すお手伝いとして、微力ながら力添えすることができたかと思います。

それでは簡単ながら各ステージのご報告をさせていただきます。
【第1ステージ】
ヴェルディ・ワーグナー生誕200年記念—イタリア・ドイツの作曲家が見た祈りの世界—と題しまして、イタリアとドイツの作曲家の曲を、時系列を追って演奏いたしました。パレストリーナから始まり、表題のヴェルディ、ワーグナーまで、西洋音楽の変遷を追いつつそれぞれの曲が持つ世界観を表現するように歌いました。
【第2ステージ】
第1ステージの外国語曲とは対照的に日本語の合唱曲として、湯山昭作曲、阿部保作詞の「男声合唱とピアノのためのディアローグ 流氷のうた」を演奏いたしました。ピアノのためのディアローグ(対話)というタイトルの通り、ピアノが伴奏としての役割だけでなく五つ目のパートとして合唱と絡みあう役割を持っ
ているという構成でした。日本語の持つ緊張感や緻密さを意識して歌い、第1ステージとの対比をお聞かせすることができたと思います。
【第3ステージ】
インターミッション空けのこのステージでは今までと少し趣向を変え、お客様に肩の力を抜いて聞いていただくようなステージにいたしました。最初はバーバーショップカルテット「まだおカンタービレ」による演奏を聞いていただき、次の「Do you hear the people
sing?」では団員が客席の後ろから歌いながら登場するサプライズ演出を行いました。よく歌いよく動くステージで、しっかりと前のステージと空気感を変
えることができたと思います。終演後ご意見をお聞きしたところ、お客様にも大変ご好評いただいたのですが、それよりも歌っている側が大いに楽しませていただいたステージでもありました。
【第4ステージ】


特にソプラノソロの大島知子さんの情感豊かな歌声は、お客様の心にも、私たち合唱の歌い手の心にも届いたと思います。終曲の「君死にたまふことなかれ」は特にご好評いただき、もう一度聞きたいと言ってくださるご意見も沢山いただきました。本当にすばらしい感動的な曲ですので、私ども男声合唱団銀河もこの曲が様々な場所で歌われていくことを切に願っています。
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来年からは演奏会を定期化し、毎年開催していく運びとなっています。これからもお客様に楽しんでいただくことを第一とし、より楽しく、よりカッコ良く、より洗練された銀河のサウンドを目指して頑張っていきたいと思いますので、今後も応援のほどよろしくお願いいたします。
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